AFRICA

約2万年前に描かれたラスコー壁画の時代から、思想の主流はリアリズム

魅力はなんといってもその豊かな想像力と表現力。ときに自然の紋様にインスピレーションを受け、ときに動物や人をモチーフに、民族毎に特有のパターンを持ったテキスタイルを生み出してきました。この独特の文様と色使いは唯一無二。現在では古今東西に類を見ない独自のデザインスタイルを確立しました。

アフリカでは写実的なことやシンメトリックなことが「美」ではなく、大きくデフォルメして表現したものや、歪んだものがリアリスティックであり、美しいと認識されています。これは侘茶的な感覚と共通する部分があります。未だカテゴリとして注目される機会は少ないのですが和の心との親和性が高いデザインが数多くあります。

DESIGNERS

  • Minima minima | South Africa 木材をこよなく愛し、機能性の高い家具を生み出す。建築からそのキャリアをスタートしただけあり、そのデザインは構造物を彷彿とさせるほどに緻密に計算されている。
  • Studio Lloyd Studio Lloyd | South Africa フランク・ロイド・ライトにも似た概念を掲げ、普遍的な形を持っている自然の姿に学び、自然とプロダクトの一体化を目指す。大地から離れず、自然の生命体とつながる。